I'll be back

ターミネーター 新起動」を見た。

正月のおヒマな時間をレンタルでつぶすかーとビデオ屋に行って発見。

ターミネーターの新作? そんなのあったっけ?」

あぁ、そういえば前にテレビでなんか宣伝してたかも。

というレベルなので、本当に全くの前情報なし。

シリーズは一応全部見てるので、まぁ借りてみることにした。

 

や、なかなか面白かったですよ。

シュワルツェネッガーがちゃんと年取った姿で

ターミネーター演じられるようにしてるのが偉い。(ポンコツではない)

「うおおぉ!? ジョンがこんなことにーっ!」と素直に驚けるのは

ホントに前情報なしという幸運だね。

以前のシリーズを見ていると、

あちこちでニヤニヤできる演出がちりばめられている。

この時間軸でのターミネーター

「アイルビーバック」という言葉をだれに教わったのだろう?(くすくす)

 

歴史をいじくりすぎて時の流れに影響を及ぼし、

世界滅亡の時がズレ、スマホやらタブレットを使う時代が訪れている、と

現実とのすり合わせがされているのが面白。

 

タイムトリップを主人公側が複数回する、というのは

あんまり良いイメージがないなと思ったんですけど、

その原因はドラマ版のせいだな(サラコナークロニクルだっけ?)。

たしか地上波でやってたから

見てたんですが、(内容はもうすっかり忘れたが)

ただただ迷走しているだけみたいで、

つまらん、というイメージだけが残っている。

けど今回のはまぁまぁ悪くない。

イカレてると評されながらも立ち回る、オブライエン刑事のおかげかな。

まぁあんまし大活躍はしなかったけれど。

 

1作目、2作目で散々苦労した敵方ターミネーターたちは

84年の世界で結構あっさり倒されちゃうんですけど、

T-1000はイビョンホンなのね、へぇ~。

(あんまりよく見てなくて、特典で知った)

 

ラストはもう、これで終わりでもいいんだけど、

ま、やりたくなったら次回作が作れるよ、という終わり方。

「3」の絶望感やら、「4」の先は長そうだなーという

エンディングよりはいい感じ。「2」のオマージュみたいだけどね。

終わりがさわやかなので、

楽しい気分のままプレイヤーを止めることができました。